僕も去年の今頃はストレスがすごくて、医者にうつ病を診断されたこともありました。
病院の心療内科を訪れてみればわかりますが、日本では実は男性より女性の方がうつ病患者が多いんです。でもうつによる自殺率は圧倒的に男性の方が多い。
男性の方が、弱みを見せるのが苦手で感情をため込んでしまう習慣があるからなんでしょう。
誰しもが心の弱さを持っていると思いますが、弱さを認めて誰かに助けてもらう。
ポジティブと呼ばれる人間ほど、素直に自分をコントロールしている気がします。まぁ精神的甘さとはき違える人も多いのでしょうけど。
でもゲーテの言葉で「一人で岩を持ち上げる気がなければ、2人いても持ち上がらない。」僕の好きな言葉です。
世界でたった独りになっても初志を完徹する意思と覚悟が明るい未来を切り開いてくれると信じています。
まぁそれはおいといて、日本人男性はストレスをため込みやすい社会慣習があるのかもしれませんが、
実はアメリカでは意外とそんなことはないです。
自由競争がキツくて誰にも弱さを見せれないような社会を想像してしまいがちですが、
かかりつけのカウンセラーを持っている人が多くいて、悩み対するアウトソーシングな機関が充実しているんです。
日本でも会社にカウンセラーを置いて従業員のメンタルヘルスケアに積極的な企業は増えているみたいなのですが、ビックリするぐらい利用率が低いそうです。
僕も自衛隊にいた時は部隊に専属カウンセラーがいましたが、一度も使ってみたいと思ったことはなかったですね。
そういえばライブドアの堀江貴文さんも「最初は自分の弱いところから見せていく」みたいな人間関係の処世術を言っていたような気がします。
いかに自分の弱みを上手にコントロールするか、こういった考え方が今の社会には大切になってくるんだなぁと思います。